LLMの推論モデルやエージェントモデルを学習する大規模な非同期強化学習システム。base_urlの切り替えにより、ブラックボックスエージェントもRLで学習できます。
OpenPipe/ART
既存アプリに組み込めるクライアント・サーバー構成で、GRPOを使い、LLMエージェントを自身の経験から学習させるPython製RLフレームワーク。
- スター
- 10,813
- フォーク
- 1,008
- 未解決の Issue
- 171
- 最終コミット
- 9 時間前
これは何?
ART(Agent Reinforcement Trainer)は、LLMエージェント自身の経験を通じて性能を向上させるオープンソースの強化学習フレームワークです。既存のエージェントワークフローをARTクライアントでラップすると、メッセージの軌跡を収集し、各ロールアウトに報酬を割り当てたうえで、GRPOによってモデルを学習させます。
システムはクライアントとサーバーに分かれています。クライアントはコードベース内で動作し、OpenAI互換のインターフェースを提供します。サーバーはGPUを搭載した任意のマシンで動作し、vLLMによる推論とLoRA更新による学習を処理して、新しいチェックポイントを学習ループに戻します。クライアントはノートPCで動かし、サーバーはローカルまたはリモートのGPU環境で実行できます。
メール検索、2048、三目並べ、Codenamesなどのタスクを扱うサンプルノートブックが用意されており、報酬を自動生成するRULERも利用できます。QwenやLlamaシリーズを含む、vLLMおよびHugging Face transformers互換の因果言語モデルに対応しています。また、Weights & Biasesを通じたサーバーレスの学習バックエンドも利用できます。
主な機能
- 01独自のワークフローから収集した軌跡を使い、GRPOで複数ステップのエージェントを学習。
- 02OpenAI互換のクライアントインターフェースを備えたクライアント・サーバー構成。
- 03vLLMで推論を実行し、LoRAチェックポイントを通じてモデルを更新。
- 04RULERによる報酬の自動生成に対応。
- 05ゲーム、メール検索、SFT蒸留のサンプルノートブックを収録。
- 06可観測性のため、LangGraph、Langfuse、Weights & Biasesと連携。
ユースケース
- コードを書き換えずに、既存のLLMエージェントのツール利用の信頼性を高める。
- Qwenなどの小規模なオープンモデルを、メール検索のような特定の複数ステップタスク向けに学習させる。
- ノートPC上のクライアントからRL実験を実行し、リモートGPUサーバーで学習する。
- MCPサーバーのツールを呼び出すエージェントをファインチューニングする。
クイックスタート
- 1
PyPIからパッケージをインストールします
pip install openpipe-art
使う前に知っておきたいこと
- トレーニングにはGPUが必要です。ローカル、ARTサーバー、またはW&Bのサーバーレスサービスのいずれかで利用できます。
- 対応モデルはvLLM/Hugging Faceの因果言語モデルに限られます。現時点ではGemma 3に対応していません。
- プロジェクトは現在も活発に開発中とされているため、APIが変更される可能性があります。
トピック
よくある質問
- ART とは?
- 既存アプリに組み込めるクライアント・サーバー構成で、GRPOを使い、LLMエージェントを自身の経験から学習させるPython製RLフレームワーク。 ART(Agent Reinforcement Trainer)は、LLMエージェント自身の経験を通じて性能を向上させるオープンソースの強化学習フレームワークです。既存のエージェントワークフローをARTクライアントでラップすると、メッセージの軌跡を収集し、各ロールアウトに報酬を割り当てたうえで、GRPOによってモデルを学習させます。
- ART は無料で使えますか?ライセンスは?
- ART は Apache-2.0 ライセンスのオープンソースです。商用製品で使う前にライセンス条件を確認してください。
- ART は今もメンテナンスされていますか?
- 活発にメンテナンス中。ART の最終コミットは 2026年10月20日 です。
- ART は何に使えますか?
- コードを書き換えずに、既存のLLMエージェントのツール利用の信頼性を高める。 Qwenなどの小規模なオープンモデルを、メール検索のような特定の複数ステップタスク向けに学習させる。 ノートPC上のクライアントからRL実験を実行し、リモートGPUサーバーで学習する。 MCPサーバーのツールを呼び出すエージェントをファインチューニングする。
- ART のインストール方法は?
- PyPIからパッケージをインストールします: pip install openpipe-art
- ART はどこで入手できますか?
- ソースコードとインストール手順は GitHub にあります:https://github.com/OpenPipe/ART
概要はプロジェクトの README をもとに AI が生成しています。GitHub の数値は毎日更新されます。
関連プロジェクト
verlは、HybridFlow論文を基盤とする、大規模言語モデルの学習後処理向けオープンソース強化学習トレーニングライブラリです。
Google製のコードファーストなPythonフレームワーク。Geminiに最適化されつつ、モデルを問わずAIエージェントの構築・評価・デプロイに使えます。
Microsoftが提供する軽量なエージェント向けRLフレームワーク。実際のツールやハーネスをそのまま使いながら、既存のAIエージェントを強化学習でトレーニングできます。
bashと約100行のコアPythonだけで、GitHub issueを解決したりCLIで支援したりする、最小構成のAIソフトウェアエンジニアリングエージェント。
MaiBot(MaiSaka)は、主にQQグループチャットでカジュアルかつ人間らしい会話をする、プラグインシステム搭載のLLMベースの会話エージェントです。